子どもに命の大切さを伝えるということは。
- wakuwakotsunagari
- 7月18日
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「子どもたちに命の大切さを伝えたいんですけれど、どうしたらいいでしょう」
以前、日本自然保護協会の「すべての子どもに自然をプロジェクト」に参加し、自然観察指導員として幼稚園に実習に行ったことがあります。
その時に園長先生がそうおっしゃったのです。先生は続けて、
「飼っている金魚が死んでいても、かわいそうとも何とも思わないみたいなんです。稲が枯れてもまったく無関心で…」
私はその時、園長先生に即答できなかったのですが、その「問い」は、とても大切なものとなりました。いまでも考え続けています。最近少し答えが見えてきました。
それは「伝えようとする」ものではなく「自然に伝わっていく」ものではないか。つまり自らに帰結するもの。そう思えてきました。
「背中を見てもらう」じゃないけれど、その命を大切に思っていたら、その「気持ち」はたとえ小さな子どもであっても伝わっていく。そう思うのです。
園長先生ともう少し長くお話しできる時間があるとよかったなと、いまも思っています。
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